アクセサリ・陶磁器・雑貨の手作りユニット
最近、陶芸の更新ばかりしていますが
他の手芸もやっています。
当然、陶芸教室が休みの日とか授業時間以外は
陶芸できませんので……。
本日はレザークラフトの制作風景をご紹介しようかなと思います。
まず完成品からお見せしますね。
猫が伸びをしているグリップが付いたライターカバーです。
これはどこでも売っているBICライター(小)に合わせて作ってありますので
ガスが切れても入れ替えが可能です。
では、作り方。
まずは型紙を用意します。というか用意してあります。
Adobe IllustratorとOA用紙、厚紙を使っています。
2つあるのは、厚い革と薄い革でフィット感が違うので
それぞれに作ってあります。
型紙に合わせて革に吟ペンでけがきます。
ケガキ線に合わせてカットした
革の裏面をきれいにします(床磨き)。
縫うラインの溝と、それに沿った下穴をあけます。
接着面に革用の接着剤をつけて、貼り付けます。
針を使って縫い穴が合っているかの確認。
縫っている途中の写真を撮り忘れましたが、
最後の糸処理をしているところ。
このままでは革の切断面が美しくないので
2枚合わせて「コバ磨き」という作業をすると
1枚革のように綺麗になります。
(胴体部分)
最後にしっぽ部分にポンチで穴を開けて、
金具をつけたらできあがりです。
これも手作り市で販売しようかと思っていますが
革細工をする方なら簡単に作れますので、
需要があるようなら型紙を公開しようかなと思ってますよ。
お気軽にコメントかお問い合わせフォームからご連絡くださいね。
以前にご紹介した、四角いホタテのような磁土練込のお皿
若干失敗したものをテストとして焼いてみたのですが、
焼き上がりましたのでご紹介します。
ちなみにこちらが焼く前。
ほぼほぼ真っ白でした。
そして焼き上がり。
テストなのでろくな写真撮ってないのですが……
歪んでしまったもの(手前)を無釉薬で、
最後にとったので小さくなってしまったもの(奥)に透明釉をかけました。
私は透明釉をかけたほうが仕上がりが好きなのですが、
先生は無釉のほうがきれいだとおっしゃるので
実際半々ずつにしようかと思っています。
かなり色が出ているのがお分かりいただけるかと思います。
これが顔料練り込みの本当に難しいところ。
もっと淡い色を出したかったんですが、なかなかうまく行きません。
型の問題で、上の四辺が避けやすかったのですが、
案の定、奥のひとつは1箇所ヒビが入っていました。
成功率50%ということですね。
今展開している「練込磁器ができるまで」シリーズの中で
ご紹介している、ドライヤーで乾かすという強引な方法。
実は、奥のひとつがこれを用いてるんですね。
もしかすると、この方法をとったものが全滅という可能性も……
なので、あれはまだ真似しないでください。
他のものの成功を見届けたら、追って公開します。
ちなみに、こちらも薄い磁器なので光にかざせば透けます。
模様がきれい。
素焼き時点まではキレイにとれている6枚が
本番としてこのあと控えています。
いちいちひとつずつ焼いているともったいないので
窯いっぱいまで溜めてから焼く予定なのです。
要するに、直前になって全滅、という可能性もあります。
どうにかうまく焼けるといいのですが……
羊毛フェルトは指して形を作るだけではなく
フェルト化することもできます。
でも、私はそれがとても苦手です。
どんなに頑張っても上手に出来ません。
でも、唯一うまくいくのがコロコロ財布。
財布といっても小銭数枚しか入らな小さなものですが・・・。
私は薬入れにしていますが、2個くらいしか入らない。
これだけはフェルト化を上手にできるのですが
がま口をつけるのが大変・・・というか苦手。
それを思うと手が止まっちゃうのでした。
でも、フェルト化するのに慣れれば
沢山の物が作れるからこちらも頑張りたい作業です!