アクセサリ・陶磁器・雑貨の手作りユニット

うたかたファクトリー

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練り込みの土鍋蓋、その後。

先日はろくな写真がなかった練り込みのフタですが、
取っ手をつけて穴を空けた状態の写真も撮ってきましたよ。

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土鍋っぽーい!うれしい。

 

これ、土をしっかりと密着させるために、裏は模様が出ないくらいにガッツリ締めていたんです。
大きく全体に傷を付けて、金ベラでならして……要するに安全のために裏を犠牲にしていたわけなんですが、そうするとどうにも練り込みのよさが半減してしまうのです。裏にも同じ模様が出るのが練り込みの素敵なところでもあるので。

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それが、少し乾燥させてみたらかなりしっかり密着してたし、厚さも十分に余裕があったので、思い切って2mmほど削ってみました。結構勇気がいります。
そしたら、

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模様がきれいに出た! これこそ練り込みだー、って感じに。

素焼きして紙ヤスリで削ったら、もっとはっきり模様が出るはずです。
初めてヤスリがけが楽しみです・笑。

ひょうたん皿のお渡し

先週の木曜日、無事に3色2枚ずつ、計6枚すべてが無事に窯から出てきたひょうたん皿を、打ち合わせついでに先方の会社にお渡ししてきました。

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社長がお忙しそうなので随分先かなと考えていたのですが、「連休明けすぐに持ってきて欲しい」とのことで、楽しみにしていただいていたのかなぁ、と嬉しく思いました。

結局自分ではきれいな写真も撮る暇もなくお渡しに行ってしまったので、その場で写真を撮ってきました。

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本来、自分ではもう少しクールな印象になるよう、細い線が少しだけ入るようなイメージで制作したのですが、焼きあがってみたらポップな感じになってしまいました……。でも、お皿をご希望なさっていた社長がポップな印象のものが好きなので、お気に召していただけたかな、と思います。

元々はお皿だけのご希望だったんですが、すぐに使っていただけるよう、お気持ちとしてアロマストーンとアロマオイルをセットでお持ちしました。

 

以前のアロマストーン完成の記事をご覧になった方は「あれ?」と思われるかもしれません。
アロマストーン自体は3枚全てに載るよう、3セットお作りしたのですが、先方の会長が「自分のデスクに置きたい」とのことで、1枚持って行かれました(笑)。ので、受付のものには2枚にアロマストーンが乗っています。

エレベータを降りてすぐ、受付の目立つところに置いていただいて、とても嬉しい限りです。

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アロマオイルは私の知っている香りの中で、オフィスに漂っていてもおかしくないようフローラルな香りや甘すぎる香りのものは避けて、

  • さわやかな「レモングラス」
  • 落ち着いた「ローズマリー」
  • リラックス効果のある「ユーカリ・ラディアータ」

の3種類のアロマオイルを持参しました。

受付のお皿2枚にはローズマリー、会長のデスクにはユーカリ・ラディアータをお選びになって、さっそく使っていただきましたが、強すぎずほのかに香る、オフィスにはちょうどいい加減で、とてもいい雰囲気になったと思っています。

会長にはリラックスしていただき、お客様や業者の方には気分よくご来訪いただけましたら嬉しく思います。

練り込みらしい練り込み

ブログのカレンダーに、とうとう埋めようのない穴をあけてしまったことを
ちょっとは悔いているナギサです。いつか同様、体調を崩しております。

無理にやることでもないですしね、強迫観念に囚われるよりも、
のんびり書いていこうかなという気持ちになりました。

前々から相談はしていたのですが、いつかも書いていた通り
手芸に関係ない日記系もたまにはOKとしようじゃないかという方針に。
まったく更新されない→活動停止 よりはマシですし、
読みたいものだけ読めるカテゴリやタグがあるのもブログのいいところですしね。

 

前置きが長くなりました。

タイトル通り、久しぶりに練り込みらしい練り込みをしてきました。
ずっと、木目だの杢目だの、あまり凝ったことをしていないものを
練り込み練り込み言っていて、本格的にやっている方には申し訳ない……。
本当はもっとすごいものなんですよ、練り込みって!
(ちなみにひょうたん皿は無事に焼けたのに写真を撮る間もなく次の制作です;)

今回は、顔料を使わずに2色の粘土だけで模様を作りました。
これはグラデーションを作っているところ。
もともとやってる樹脂粘土などでも使われる方法なので、割と慣れっこです。

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いつもにまして写真を撮り忘れたので突然飛びますが、こんな感じになりました。

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たとえ写真を撮っていたとしても、意匠は室伏英治先生ご考案のものそのままですので
そもそも工程をお見せすることはできないのですが……。
こちらの本に載っているデザインです。

なにかというとこちら、土鍋を目指しております。
なので、土鍋用の土の赤と白を使っています。

今は赤と白で華やかですが、残念ながら普通に焼いてしまうと
普通に茶色になってしまうんですよね……。

ので、今回は「酸化還元焼成」という方法で焼いてみます。
話によると赤土が黒っぽく焼けるそうです。(土鍋作ること自体が初めてです)
白と黒の模様なんて絶対かっこいいじゃないですか!水墨画みたい!

になるといいですね、程度の話です。

結局今日はこの後の写真も撮り忘れて帰ってきたのですが、
取っ手をつけて蒸気孔もあけて、割とそれらしい感じになりました!
本体は後日、余った粘土を混ぜてろくろで挽く予定です。

そもそも練り込みの土鍋って見たことないし、
割れるんじゃないかなぁと今から不安でいっぱいですが、楽しみです。

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