アクセサリ・陶磁器・雑貨の手作りユニット
はい、また陶芸の話です。
というのも、陶芸以外の創作を全くしていない。
練り込み土鍋、とうとう本焼き準備をしましたよ。
蓋は透明釉ふきがけ、本体は鉄赤です。
透明釉ふきがけは、CRF(炭化焼成還元)をすると
キラキラとかっこいい感じに。
鉄赤っていうのは、メタリックになります。
ちょっと模様が出るのかは心配ですが、かっこよくなるはず。
そうそう、「ちょっと変わった取っ手」をご紹介していなかったですね。
こんなかんじです。下向きって案外持ちやすいのと、
手の入る隙間を用意しました。
実際使ったら熱いんじゃないかと思います・笑。
とんすい(お取り皿)も、土鍋に合わせて
透明釉ふきがけ+縁を鉄赤に。
12月5日に窯から出てきます。
うまく焼けますように。楽しみだなー。
昨日のこと。
鍋が、飛びました。
今回作っている土鍋は炭化還元焼成の釜に入れたいため、
月曜の素焼きに間に合わせる必要があったんですね。
ただ、先日書いたとおり、ろくろでひいた本体が
やわらかすぎて削れる状態じゃなかった。
ので、昨日削っていたんですね。
あとちょっと変わった取っ手をつけて。
しかし、昨日の削りで自然乾燥じゃ、月曜に間に合わない!
というわけで、ろくろに乗せてドライヤーで乾かしていたんです。
そしたらですよ。
速度を調整するペダルを思いっきり踏み込んでしまいまして……
ようするに、超高速回転ですよ。
吹っ飛んでいく土鍋。
思いっきり外れる取っ手。
いつも一緒に作業している優しい会員さんすら
飛んできてくれたほどの大惨事。
土鍋本体の方は、縁が一部5ミリほど欠けたものの、
なんとか形を保っていました。よかった……
見えないヒビがいってる可能性は存分にありますが。
この時点で時間はかなり差し迫っていたのですが、
無理を言って取っ手を付け直させてもらいました。
両方ともかなり乾燥している状態だったので、
うまく付くかどうか……
あまりの大惨事に、今日は写真がありません。
思わぬところで失敗の香りを見せる土鍋、
果たして今後どうなるのか!
すみません、また陶芸の話です。売るものを作る気が一切感じられない。
土鍋のフタを作った時に、お花と葉っぱのパーツがちょっと余ってしまったんですね。捨てるのももったいないので、お揃いのお取り皿を作りました。
呑水(とんすい)というそうです。へー!
なかなかかわいいですね :) 素焼き後にヤスリがけすればもっとキレイに模様が出そうです。
一昨日に3枚作り、昨日1枚、計4枚できました。割といっぱい作れてうれしいです。
その後、先日ろくろでひいた土鍋本体の削り作業をしようと思っていたのですが、まだ柔らかすぎて無理でした。削り目的でやる気満々だった私は、残り時間なにをしようかな、と(教室があいている時間は作陶をしたいんです)。
ちょうどその時、他の方がキセルを作り終えたところでした。
かっこいい!私もほしい!と思いまして(ここのところ肩身の狭い喫煙者です)。でも、なんかこう、イメージと違う。もっと受け口が広いような……と思ったら、私がイメージしていたのはパイプでした。
パイプ……? かっこいいじゃないですか。ふかしてみたい。
というわけで、苦手な手びねりにチャレンジ!相当難産でしたが、それっぽくできましたよ。
と思ったけど、写真で見てみたら、けっこういびつでした(笑)。
本当はもっとこう、カーブがかかっててセクシーな感じにしたかったのですが、ちょっとキュートになってしまい残念。でも、楽しみです。火に強い土鍋土も残っていますし、またチャレンジするかもしれません。