アクセサリ・陶磁器・雑貨の手作りユニット
ようやく、といったところですが……。
ブログでは以前からご紹介していた3作品を、ようやく「いままでの作品」に追加することが出来ました。
なんだかんだ言って、作品紹介できちんと商品レベルの練り込み磁器をご紹介できるのは初めてかと思います。
まず焼き上がりを持って帰ってきていなかったこと、持って帰ってきてもきちんとした写真を撮っていなかったことが原因です 情けない。
練り込み磁器なので、すべて光に透かした状態の写真を撮りました。
やはり透かすとキレイですね!つまり普段使いには若干地味なんですが
しかし、色や模様がささやかなだけですので、形状はユニークで楽しんでいただけると思います。
ちなみにiPhoneのフラッシュライトで照らして撮影しています。この程度の透け感です。
もしお手に取ることがありましたら試してみてくださいね。
私が一番気に入っているのは、角波貝皿。
色も模様も私好みで大変気に入っています。
が、これは本当に石膏型がよく出来ましたとしか言いようが無いのです。
丸い石膏型から四角いお皿をとったこともポイントのひとつかな、とは思います。
楕円のものも、溝といい腰といい、全体的にゆるやかな曲線が好きなのですが、いかんせん私個人の好みとしては柄が大きすぎたと思っています。
「練り込み磁器ができるまで」シリーズ記事でご紹介していたお皿ですね。
ただ、これはこれでご好評いただいているので、もしかしたらこの形にはこのくらいのスケールの柾目のほうが合っているのかもしれないなと前向きに捉えています。
最後に、木の葉形。
これはもう、なんといっても「杢」ですね。
形も使いやすいながらシンプルで特筆すべきところはありませんし、杢推しとしか言いようがありません。
先日も興奮をお伝えしましたが、これを再現できた喜び、まさか木目フェチしかわからないでしょうか……。
長くなりましたが、やっと撮影を終えたということでご了承下さい。
来週にはまたサンプルの焼き上がりが色々と出てくる予定ですので、またご紹介できるかと思います。
つまりまた撮影があるということです。わー。
昨日は「一日中陶芸教室にいた」と書きましたが、
(実は今24日の夜中なので実質今日です)
別に窯詰めに丸1日かかったわけではないんですね。
大体にして、あんな集中力のいる作業一日中していたら死んでしまう。
お昼ごろから詰め始めて、14時には点火しました。
練込の色を綺麗に出す「酸化焼成」の場合、
窯の温度が500℃になったら蒸気を出すための孔を閉じます。
それまでに5~6時間かかるのです。
というわけで、夕方の自習時間までは
休憩室でヘナタトゥーをして遊んで過ごしました。
我ながらフリーダムすぎるとは思いました。
それでもまだ蒸気孔に蓋をするには時間があったので、
自習時間には先日型紙をご紹介したひょうたん型のお皿の型を作っていました。
最初は昨日中に石膏型まで作るつもりはなく、
イメージをつかむためと、「石膏型(凸)をとる生土の凹型を作るための凸型」
(文章だと非常にわかりづらいですね)
を作っていたつもりだったのですが、
結局凹型の石膏型にまで仕上げてしまいました。
今までは凸型にたたらを貼り付けて形にしていましたが、
今回は凹型に落としこむ形で制作するイメージですね。
またその時に制作風景をご紹介します。
今日、耐水ペーパーで磨いて乾かしたら来週には使えるので、
もしかしたら納期(笑)に間に合うかもしれません。
いつかがなんか言ってますが、私はまだまだ走っていますよ!
……正直に言えば、燃え尽き症候群の香りはしていました。
というか、追い込み作業のせいで自分が練込を、ひいては
陶芸をあまり好きではなくなってしまったのではないかとの危惧が捨てきれず。
杞憂でした。
作業前日から、「なににも追われずに練込できる!」とわくわくして
一気に作業してきました。ものすごい楽しいです。どこまでも走れる。
ちなみに、陶芸教室に行く前の午後の時間は
商品データを整えたり説明プレートを作りなおしたりなど
普通に出店準備やる気まんまんでした。
燃え尽き症候群の香りとやらはどこへ行ったのでしょうか。
さて、先日ご紹介した石膏型ですね、あれを使って、
ひょうたん型のお皿を作っています。
(ロゴのデザインコンセプトは別にひょうたんではないのですが、
もう便宜上ひょうたんってことにしておきます)
勢い込んで、一気に3色の色土を用意。
ここまでが1日目ですね。
だいたいのひょうたん型にしたら(適当)、
例の凹型の石膏型にIN!(なんとまあピッタリ)
ちなみに、これは「貼り込み」という手法です。
長くなってきたので省きますが、これをこうしてこうです。
実はいつもと逆凹凸の石膏型ということで、ちょっとした壁がありましたが
割と大騒動でしたので記事を分けますね。
しかし、練込は楽しすぎるなぁ!