アクセサリ・陶磁器・雑貨の手作りユニット
経験は浅いながら、メヘンディについて洋書などで
色々勉強してきたこと・感じたことを
まとめておきたいと思います。
インドやモロッコ、パキスタンなど中東を中心に
古くから伝わるボディアートです。
ヘナという植物の葉っぱを粉末にしたものを、
レモン汁やオイルなどで溶いてペーストを作り
肌に絵を描きます。
すると、タンパク質と反応して染まります。
全て天然材料ですので、お肌に安心ですが
万が一かゆみなどの異変を感じた際にはすぐに洗い流してください。
痛みなどは全くありません。
どちらかと言うと、ひんやりして気持よく、
また、よい香りがするのでセラピーとして使う方もいらしゃいます。
1週間程度でかなり薄くなって、2週間で完全に消えます。
ちなみにペーストはがしたすぐあとは明るいオレンジ、
24時間で最も濃い茶色になります。
角質が染まるので、アカスリなどしまくれば早く薄くすることは可能です。
ペーストは焦げ茶ですが、6時間以上(通常一晩くらい)
寝かせたあとではがすと、ある程度定着して薄茶色に肌が染まります。
場所によります。角質が染まるので、要するに皮膚が硬いところがよく染まります。
てのひら・足のうらあたりはかなり明るいオレンジが持続。
手の甲・足の甲は濃く染まります。
逆に、二の腕・胸元など皮膚がやわらかい部分はかなり薄い茶色に染まります。
と言った手順になるので、施術してすぐはガーゼでカバーした状態になります。
少なくとも、昼間に施術したらその日のお風呂まで放置することをおすすめします。可能であれば、一晩眠ってしまったほうがよいでしょう。
その間は水に濡れないように気をつけて下さい。
ペーストをはがす際は、ガーゼをはがし、
オイル(オリーブオイルやサラダ油でも結構です)を
塗ってペーストをやわらかくしてから、
カード類などでこそぎ落とします。
その後、もう一度オイルを塗っておきます。
「黒く染まるヘナ」も売っていますが、
あれは化学物質などが入っていて危険なので
おすすめしないし使いません。
現在のインドやモロッコなどでは、モチーフなどにこだわらず
全体の美しさを重視して描かれているようです。
そもそも、ヘナタトゥー自体が幸せを祈って描かれるもの。
花嫁さんなどはほとんど全身にヘナタトゥーを塗り、
お祝いするそうです。
スクールなどでは、模様ひとつひとつに
意味を持たせているようですが
あくまで誰かの解釈であり、その意味は諸説あります。
私は意味にこだわって描いていません。
仕事柄や社会的にも、目立つ部分への施術は
難しい方もいらっしゃると思います。
色はかなり薄くなってしまいますが、
胸元や肩など、隠せる部分にも施術できますので
お気軽にご相談ください。
主に練込・板作りに使う石膏型の制作風景の写真を撮ってみたので
作り方というか、私なりの制作工程をご紹介したいと思います。
まず、ろくろなどを用いて凹型の原型を作ります。
そこに石膏を流し込んで……
原型から取り出します。
底に当たる部分を平らに削ったら
削るための、アタリの線を鉛筆でひきます。
あとはひたすら、アタリに沿って削ります。
水分が多いほうが削りやすいので、
生乾きの状態でやるか、固まっている場合は
水分をよく含ませてから荒削りします。
彫刻刀などを使う方もいらっしゃるようですが
私は男らしく切り出し刀一本で削り出します。
あとは水につけながら耐水ペーパーで滑らかに。
で、できたのがこちらの石膏型。
あとは使いやすいように足をつけたら完成です!
石膏は水分を吸うので、粘土をかぶせたときに
粘土の水分を吸ってくれて粘土が固くなるんですね。
だから、使うまでに1週間、乾かす必要があります。
早くこの石膏型を使って作品を作りたいです。
作品ができたら、またご紹介しますね!
少し前のことですが、ひさしぶりにオーブン樹脂粘土で
天然石風のビーズを作りました。ターコイズ風です。
丸いビーズはブレスレットにしました。
母の友人に母が写真を見せたところ、とても気に入ってくださってお譲りしました。
しずく型のビーズはピアスに。
これも春色モザイクピアス同様、制作工程の動画を作ったのですが、
残念ながらまだYoutube用には編集していません。
ニコニコ動画にアップしてあるものを貼っておきますが、
かなりふざけているので、ちょっと恥ずかしい。
ぜひコメント非表示をおすすめします。
あまり写真を撮らなかったので、ぜひ動画をご覧いただければと思います。
ターコイズ以外にも、メノウ風ネックレスの制作工程も入っています。