アクセサリ・陶磁器・雑貨の手作りユニット
陶芸で、「いっちん」という手法があります。
ペースト状にした粘土を絞り出して模様を作るものです。
この手法でメヘンディ柄のコースターを作りました。
いつもやっているヘナタトゥーの要領で、同じ道具を使いました。
(普通はスポイトでやるのですが、あれは出来る気がしません……)
先生に、「こんなにみっちり書く人はいないです」と言われました。
(検索していただけるとわかると思います)
現在、中浦和の「ギャラリー健」というところで
「0号展」を開催していまして、展示して頂いています。
みんなで同じ大きさのコースターを作ろうという企画です。
展示会が終わったら、引き取って手作り市に出してみようかと思っています。
大変な手間がかかっているので、あまりお安くは出せませんが……。
大げさなタイトルの割に大したことではないのですが。
今日は気合を入れて、最後に残った
練り込み磁器を全て仕上げてきました。
(実際はこれ以前に丸4日間ヤスリがけで潰れています)
どどーん。
正気か。
はい。
それで、今日は釉掛けです。うわぐすりですね。つるっと。
と言っても、磁器は陶器と比べて元々つるっとしていますので、
無釉薬でもしっとりしてきれいです。特に練り込みは素材感がよいです。
(先生やいつかは無釉薬のほうが好きみたい)
ので、約3分の1は釉薬をかけず、
焼きあがってからまたヤスリで仕上げます。
また、ヤスリで……
残りのうち半分には、これ。
透明釉を吹き掛けしています。
霧吹きみたいのでシュッシュッと釉薬を薄くかけていくわけですね。
まさに命を吹きこむような作業です。
(ダジャレではないです、一応)
市販されている陶磁器のようにつるっとした質感でもなく、
表面にちらちらと釉薬が光るような表情になります。
なる予定です。なります。
制作風景カテゴリといいつつ、
作業中の写真あんまりないなぁと思ったので
先生に写真を撮っていただいてみました。
割と切羽詰まって作業していたつもりだったのですが、
撮ってもらったデータを確認したら
やたら楽しそうでした。実際楽しかったです。
残りのものには、内側だけ透明釉をかけました。
特筆すべき写真もありませんので割愛。
さて、いよいよ本焼き準備が極まってきた感はあります。
残すは陶器小物のみ。もうひと踏ん張り!
今日は一日中、陶芸教室にいました。
いよいよ大本番、窯詰めです。
ここ数年で、一番緊張しました。
なにせこれを失敗したら全てがなかったことに……。
窯詰めレイアウト計画書と作品を並べて、
いざ。
下から順に、そーっと詰めていきます。(必死すぎて1段目は撮り忘れました)
最後の段なんかもう緊張で肩が凝り過ぎたのか、ブレブレですね。お恥ずかしい……。
ともかく、小物を含めておよそ100点の作品が
全て計画書どおりにぴっちり収まったことは大変気持ちよかったです。
あとは蓋をしめて、祈るばかり。
焼成・自然冷却を経て、27日(土)に窯出しです。
どうか無事に出てきてね。