アクセサリ・陶磁器・雑貨の手作りユニット
大げさなタイトルの割に大したことではないのですが。
今日は気合を入れて、最後に残った
練り込み磁器を全て仕上げてきました。
(実際はこれ以前に丸4日間ヤスリがけで潰れています)
どどーん。
正気か。
はい。
それで、今日は釉掛けです。うわぐすりですね。つるっと。
と言っても、磁器は陶器と比べて元々つるっとしていますので、
無釉薬でもしっとりしてきれいです。特に練り込みは素材感がよいです。
(先生やいつかは無釉薬のほうが好きみたい)
ので、約3分の1は釉薬をかけず、
焼きあがってからまたヤスリで仕上げます。
また、ヤスリで……
残りのうち半分には、これ。
透明釉を吹き掛けしています。
霧吹きみたいのでシュッシュッと釉薬を薄くかけていくわけですね。
まさに命を吹きこむような作業です。
(ダジャレではないです、一応)
市販されている陶磁器のようにつるっとした質感でもなく、
表面にちらちらと釉薬が光るような表情になります。
なる予定です。なります。
制作風景カテゴリといいつつ、
作業中の写真あんまりないなぁと思ったので
先生に写真を撮っていただいてみました。
割と切羽詰まって作業していたつもりだったのですが、
撮ってもらったデータを確認したら
やたら楽しそうでした。実際楽しかったです。
残りのものには、内側だけ透明釉をかけました。
特筆すべき写真もありませんので割愛。
さて、いよいよ本焼き準備が極まってきた感はあります。
残すは陶器小物のみ。もうひと踏ん張り!
昨日は「一日中陶芸教室にいた」と書きましたが、
(実は今24日の夜中なので実質今日です)
別に窯詰めに丸1日かかったわけではないんですね。
大体にして、あんな集中力のいる作業一日中していたら死んでしまう。
お昼ごろから詰め始めて、14時には点火しました。
練込の色を綺麗に出す「酸化焼成」の場合、
窯の温度が500℃になったら蒸気を出すための孔を閉じます。
それまでに5~6時間かかるのです。
というわけで、夕方の自習時間までは
休憩室でヘナタトゥーをして遊んで過ごしました。
我ながらフリーダムすぎるとは思いました。
それでもまだ蒸気孔に蓋をするには時間があったので、
自習時間には先日型紙をご紹介したひょうたん型のお皿の型を作っていました。
最初は昨日中に石膏型まで作るつもりはなく、
イメージをつかむためと、「石膏型(凸)をとる生土の凹型を作るための凸型」
(文章だと非常にわかりづらいですね)
を作っていたつもりだったのですが、
結局凹型の石膏型にまで仕上げてしまいました。
今までは凸型にたたらを貼り付けて形にしていましたが、
今回は凹型に落としこむ形で制作するイメージですね。
またその時に制作風景をご紹介します。
今日、耐水ペーパーで磨いて乾かしたら来週には使えるので、
もしかしたら納期(笑)に間に合うかもしれません。
いつかがなんか言ってますが、私はまだまだ走っていますよ!
……正直に言えば、燃え尽き症候群の香りはしていました。
というか、追い込み作業のせいで自分が練込を、ひいては
陶芸をあまり好きではなくなってしまったのではないかとの危惧が捨てきれず。
杞憂でした。
作業前日から、「なににも追われずに練込できる!」とわくわくして
一気に作業してきました。ものすごい楽しいです。どこまでも走れる。
ちなみに、陶芸教室に行く前の午後の時間は
商品データを整えたり説明プレートを作りなおしたりなど
普通に出店準備やる気まんまんでした。
燃え尽き症候群の香りとやらはどこへ行ったのでしょうか。
さて、先日ご紹介した石膏型ですね、あれを使って、
ひょうたん型のお皿を作っています。
(ロゴのデザインコンセプトは別にひょうたんではないのですが、
もう便宜上ひょうたんってことにしておきます)
勢い込んで、一気に3色の色土を用意。
ここまでが1日目ですね。
だいたいのひょうたん型にしたら(適当)、
例の凹型の石膏型にIN!(なんとまあピッタリ)
ちなみに、これは「貼り込み」という手法です。
長くなってきたので省きますが、これをこうしてこうです。
実はいつもと逆凹凸の石膏型ということで、ちょっとした壁がありましたが
割と大騒動でしたので記事を分けますね。
しかし、練込は楽しすぎるなぁ!