アクセサリ・陶磁器・雑貨の手作りユニット
陶芸教室お盆休み終了=水を得た魚。
ナギサです、こんにちは。
昨日も木目皿を作っていました。
今回使用した粘土はこちら(休み前に作ってありました)。
一見、ピンクと白に見えます。
実はこれ、どちらも白なんですね。
なにが違うかというと、
ピンクの方は失透磁土(光が透けない粘土)です。
白いほうはいつもどおり、透光性のある粘土。
両方とも白いとわけがわからないので、
失透には食紅で色を付けてあるんですね。
食紅は焼いた段階で燃え尽きますので、
結果として失透と透光の練込模様となります。
要するに、一見すると普通の白いお皿だけれど、
光にかざすと木目が見える!みたいのになるはずです。
机上の空論です。
ここで写真を撮り忘れていきなり飛びますが
模様を作るとこういう塊になって、
こうです。スライスして叩きました。
石膏型にかぶせて、
こうです。
正直、文章だけだともたないので、写真で誤魔化したフシはあります。
こう連続写真的に載せるとかなり簡単にいっぱいできそうですが
結構時間はかかってますヨ。
果たして、狙い通りに焼きあがるのか。できあがりが楽しみです。
ようやく、といったところですが……。
ブログでは以前からご紹介していた3作品を、ようやく「いままでの作品」に追加することが出来ました。
なんだかんだ言って、作品紹介できちんと商品レベルの練り込み磁器をご紹介できるのは初めてかと思います。
まず焼き上がりを持って帰ってきていなかったこと、持って帰ってきてもきちんとした写真を撮っていなかったことが原因です 情けない。
練り込み磁器なので、すべて光に透かした状態の写真を撮りました。
やはり透かすとキレイですね!つまり普段使いには若干地味なんですが
しかし、色や模様がささやかなだけですので、形状はユニークで楽しんでいただけると思います。
ちなみにiPhoneのフラッシュライトで照らして撮影しています。この程度の透け感です。
もしお手に取ることがありましたら試してみてくださいね。
私が一番気に入っているのは、角波貝皿。
色も模様も私好みで大変気に入っています。
が、これは本当に石膏型がよく出来ましたとしか言いようが無いのです。
丸い石膏型から四角いお皿をとったこともポイントのひとつかな、とは思います。
楕円のものも、溝といい腰といい、全体的にゆるやかな曲線が好きなのですが、いかんせん私個人の好みとしては柄が大きすぎたと思っています。
「練り込み磁器ができるまで」シリーズ記事でご紹介していたお皿ですね。
ただ、これはこれでご好評いただいているので、もしかしたらこの形にはこのくらいのスケールの柾目のほうが合っているのかもしれないなと前向きに捉えています。
最後に、木の葉形。
これはもう、なんといっても「杢」ですね。
形も使いやすいながらシンプルで特筆すべきところはありませんし、杢推しとしか言いようがありません。
先日も興奮をお伝えしましたが、これを再現できた喜び、まさか木目フェチしかわからないでしょうか……。
長くなりましたが、やっと撮影を終えたということでご了承下さい。
来週にはまたサンプルの焼き上がりが色々と出てくる予定ですので、またご紹介できるかと思います。
つまりまた撮影があるということです。わー。
以前にテスト焼きをご紹介してから、
きちんとした形のものを紹介していませんでした。
藤色グラデーションの薔薇小椀です。
ちょっと深めで、小さな小鉢。
波うった形と、藤色のグラデーションで
構成される薔薇が特徴的です。
大きさは7×7×5cmほどのこぶりなサイズですが
今回の作品の中で一番使いやすい食器かと思います。
なんといっても繊細な藤色が出せたのが
とても嬉しかったです。(上のはちょっと彩度をあげてあります)
教室にある顔料では足りなかったので混色して
調整しました。
本焼き用にあと5つ用意してあります。
きっとお気に召していただけると思いますよ。