アクセサリ・陶磁器・雑貨の手作りユニット
いつかがなんか言ってますが、私はまだまだ走っていますよ!
……正直に言えば、燃え尽き症候群の香りはしていました。
というか、追い込み作業のせいで自分が練込を、ひいては
陶芸をあまり好きではなくなってしまったのではないかとの危惧が捨てきれず。
杞憂でした。
作業前日から、「なににも追われずに練込できる!」とわくわくして
一気に作業してきました。ものすごい楽しいです。どこまでも走れる。
ちなみに、陶芸教室に行く前の午後の時間は
商品データを整えたり説明プレートを作りなおしたりなど
普通に出店準備やる気まんまんでした。
燃え尽き症候群の香りとやらはどこへ行ったのでしょうか。
さて、先日ご紹介した石膏型ですね、あれを使って、
ひょうたん型のお皿を作っています。
(ロゴのデザインコンセプトは別にひょうたんではないのですが、
もう便宜上ひょうたんってことにしておきます)
勢い込んで、一気に3色の色土を用意。
ここまでが1日目ですね。
だいたいのひょうたん型にしたら(適当)、
例の凹型の石膏型にIN!(なんとまあピッタリ)
ちなみに、これは「貼り込み」という手法です。
長くなってきたので省きますが、これをこうしてこうです。
実はいつもと逆凹凸の石膏型ということで、ちょっとした壁がありましたが
割と大騒動でしたので記事を分けますね。
しかし、練込は楽しすぎるなぁ!
昨日は「一日中陶芸教室にいた」と書きましたが、
(実は今24日の夜中なので実質今日です)
別に窯詰めに丸1日かかったわけではないんですね。
大体にして、あんな集中力のいる作業一日中していたら死んでしまう。
お昼ごろから詰め始めて、14時には点火しました。
練込の色を綺麗に出す「酸化焼成」の場合、
窯の温度が500℃になったら蒸気を出すための孔を閉じます。
それまでに5~6時間かかるのです。
というわけで、夕方の自習時間までは
休憩室でヘナタトゥーをして遊んで過ごしました。
我ながらフリーダムすぎるとは思いました。
それでもまだ蒸気孔に蓋をするには時間があったので、
自習時間には先日型紙をご紹介したひょうたん型のお皿の型を作っていました。
最初は昨日中に石膏型まで作るつもりはなく、
イメージをつかむためと、「石膏型(凸)をとる生土の凹型を作るための凸型」
(文章だと非常にわかりづらいですね)
を作っていたつもりだったのですが、
結局凹型の石膏型にまで仕上げてしまいました。
今までは凸型にたたらを貼り付けて形にしていましたが、
今回は凹型に落としこむ形で制作するイメージですね。
またその時に制作風景をご紹介します。
今日、耐水ペーパーで磨いて乾かしたら来週には使えるので、
もしかしたら納期(笑)に間に合うかもしれません。
今日は一日中、陶芸教室にいました。
いよいよ大本番、窯詰めです。
ここ数年で、一番緊張しました。
なにせこれを失敗したら全てがなかったことに……。
窯詰めレイアウト計画書と作品を並べて、
いざ。
下から順に、そーっと詰めていきます。(必死すぎて1段目は撮り忘れました)
最後の段なんかもう緊張で肩が凝り過ぎたのか、ブレブレですね。お恥ずかしい……。
ともかく、小物を含めておよそ100点の作品が
全て計画書どおりにぴっちり収まったことは大変気持ちよかったです。
あとは蓋をしめて、祈るばかり。
焼成・自然冷却を経て、27日(土)に窯出しです。
どうか無事に出てきてね。