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うたかたファクトリー

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土鍋本体のろくろ挽き

一昨日は、先日フタをご紹介した土鍋の本体をろくろでひいてきました。

練り込みって、端を落としたり、余分を切ったりで、かなり土があまるんですね。
その余った土に足りないぶんを足して、土鍋赤土と土鍋白土を混ぜた粘土でひきました。

先生が写真を撮ってくださって、自分のろくろ挽きを久しぶりに客観的に見たのですが、

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おおお、手つきがそれっぽい!

これは形を作る前に、土を上に引き上げているところなんですが、それがずっと苦手でして、手の形がなってなかったんです。
それが割とできるようになっていました。

まあ、大物ってすごく難しいので、それ以外はかなり先生に手伝っていただきましたが……笑

 

で、できあがったのがこちらです。

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土鍋っぽいですねー! 土鍋なんですけどね。

練り込みの土鍋蓋、その後。

先日はろくな写真がなかった練り込みのフタですが、
取っ手をつけて穴を空けた状態の写真も撮ってきましたよ。

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土鍋っぽーい!うれしい。

 

これ、土をしっかりと密着させるために、裏は模様が出ないくらいにガッツリ締めていたんです。
大きく全体に傷を付けて、金ベラでならして……要するに安全のために裏を犠牲にしていたわけなんですが、そうするとどうにも練り込みのよさが半減してしまうのです。裏にも同じ模様が出るのが練り込みの素敵なところでもあるので。

IMG_2953

それが、少し乾燥させてみたらかなりしっかり密着してたし、厚さも十分に余裕があったので、思い切って2mmほど削ってみました。結構勇気がいります。
そしたら、

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模様がきれいに出た! これこそ練り込みだー、って感じに。

素焼きして紙ヤスリで削ったら、もっとはっきり模様が出るはずです。
初めてヤスリがけが楽しみです・笑。

練り込みらしい練り込み

ブログのカレンダーに、とうとう埋めようのない穴をあけてしまったことを
ちょっとは悔いているナギサです。いつか同様、体調を崩しております。

無理にやることでもないですしね、強迫観念に囚われるよりも、
のんびり書いていこうかなという気持ちになりました。

前々から相談はしていたのですが、いつかも書いていた通り
手芸に関係ない日記系もたまにはOKとしようじゃないかという方針に。
まったく更新されない→活動停止 よりはマシですし、
読みたいものだけ読めるカテゴリやタグがあるのもブログのいいところですしね。

 

前置きが長くなりました。

タイトル通り、久しぶりに練り込みらしい練り込みをしてきました。
ずっと、木目だの杢目だの、あまり凝ったことをしていないものを
練り込み練り込み言っていて、本格的にやっている方には申し訳ない……。
本当はもっとすごいものなんですよ、練り込みって!
(ちなみにひょうたん皿は無事に焼けたのに写真を撮る間もなく次の制作です;)

今回は、顔料を使わずに2色の粘土だけで模様を作りました。
これはグラデーションを作っているところ。
もともとやってる樹脂粘土などでも使われる方法なので、割と慣れっこです。

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いつもにまして写真を撮り忘れたので突然飛びますが、こんな感じになりました。

IMG_2951-001

たとえ写真を撮っていたとしても、意匠は室伏英治先生ご考案のものそのままですので
そもそも工程をお見せすることはできないのですが……。
こちらの本に載っているデザインです。

なにかというとこちら、土鍋を目指しております。
なので、土鍋用の土の赤と白を使っています。

今は赤と白で華やかですが、残念ながら普通に焼いてしまうと
普通に茶色になってしまうんですよね……。

ので、今回は「酸化還元焼成」という方法で焼いてみます。
話によると赤土が黒っぽく焼けるそうです。(土鍋作ること自体が初めてです)
白と黒の模様なんて絶対かっこいいじゃないですか!水墨画みたい!

になるといいですね、程度の話です。

結局今日はこの後の写真も撮り忘れて帰ってきたのですが、
取っ手をつけて蒸気孔もあけて、割とそれらしい感じになりました!
本体は後日、余った粘土を混ぜてろくろで挽く予定です。

そもそも練り込みの土鍋って見たことないし、
割れるんじゃないかなぁと今から不安でいっぱいですが、楽しみです。

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