アクセサリ・陶磁器・雑貨の手作りユニット

うたかたファクトリー

1 2 3 4 5 6

練り込み磁器:緑の木の葉皿

酸化焼成の窯が稼働しまして、
前回の記事でご紹介しているものも含め、
試し焼きがいくつかあがってきました。

その中でも特に気に入っているのが、
木の葉型の小皿。

先日、新しい試みとしてご紹介したものです。
思った通りとても面白い模様が出ました。
私はもちろん、先生も興奮してらっしゃいました。

2014-08-07 18.11.20

今まで作ってきた、繊維に沿って木を切ったような
いわゆる「柾目」と呼ばれる木目でなく、
きれいな「杢」を再現することができました。

しかも裏側には、小節のような模様も。

ほかの練り込みのように、どこを切っても
同じ模様ではなく、一枚一枚違う模様が
出るのも今回の方法の楽しいところです。

やっと、目指していたものに
一歩近づけたかなと思っています。

らくだ色とライトグリーン、失透磁土を層にしたのですが
グリーンが薄すぎて写真では
飛んでしまっていますね……。
美しい色の組み合わせが次の課題です。

作陶、ひとつの区切り。と……

こんな子でもマニュアル無しで更新できるサイトを構築した
私ってすごいんじゃないかと思い始めました。

 

9/24の窯借上げ前に、確認しておきたかったサンプルたちを
昨日窯詰めしました。一昨日はその準備で大わらわ。

まだ仕上げてないのが、3種類のべ7つくらいあったでしょうか。
それを2時間半でガーッと。ガーッとやりました。

特に大変だったのはこの子たちでしたかね。
以前、「たまには手びねりでも」とご紹介した子たち。

IMG_2462

 

全面に釉薬をかけて、つるっとさせたかったため
吊って焼くしかなかったんですが、これの準備が怖い怖い。

なにになるのかは相変わらず秘密ですが、日曜には焼きあがるので
写真を撮ったらご紹介しますね。きっとかわいいです。

 

そして。

24日の本焼き前にやっておかなくてはならない素焼き分も、
乾燥などなど考えると昨日がリミットでした。まさかの2日連続ハードワーク。

気に入っている練り込みの角波貝皿、色違いを作っておきたかったんです。
まあ正直、食器としては使いづらいのでそんなに売れないとは思うんですが(笑)

IMG_2471

何色になるのかは焼きあがってからのお楽しみにしましょうか。
ちょっと逃げ腰で薄い色にしすぎたかも分かりません。

2kgの粘土を使って、計9枚とれました。2枚は若干の角度ミスですが許容範囲。

前回のトルコの時には、全く同じ手順で8枚、うち2枚が大失敗でしたので、
ちょっとは上達したかな?ロスも少なかったです

 

これでようやく、作陶のほうは一段落。
まだまだヤスリ・釉薬がけなどの作業は残りますが、頭を使うところは終わりました。

 

と、いうことで。
革です!やっときた!

IMG_2472

材と消耗品を入手してから、ずっとやりたかったんですが時間がとれなかったんです。うれしいなー。作陶ももちろん好きですが、革も好き。きれいな色のいい革だし。
はやく作ってずらっと並べたいです。

 

しかし何屋さんになるんでしょうね、本当……

次の作品の構想(初受注の個人的なお話)

陶芸の修羅場を乗り切って、燃え尽き症候群が
来てしまうのではないかと心配していたのですが(主に先生が)
次に作りたい作品のことが頭から離れず大丈夫そうです。

あまりにも頭から離れないので、「それ」に向けて、
石膏型の設計図を描いていました。

IMG_2563

もう、こういう作業大好き。
だってコンピュータ+陶芸ですよ!?
嫌いな理由がひとつもない。

さてこれ、なんでしょうか。

 

実は、取引先の社長さんから、陶芸の発注をいただきました笑
デザインの仕事もかなりのハードスケジュールなのに
本当にわかっているのでしょうか、あの人。
(しかも〆切が本業と大分かぶっているという)

付き合いが長くて、友達のように接してもらっているので
Facebookでも友達なんです。

Facebookでも陶芸の話ばっかりしている私は
写真を次々とアップしているのですが、
角波貝木目皿が大変お気に召したようで、
「あれ、くれ」→「せめて買ってくださいよw」というやりとりをしているうち
「新ロゴのイメージで作ってもらってオフィスの玄関に飾りたい」と(!!)

ちょっと話はそれますが、この会社さんが
創業27年にして初めてロゴを変えるんです。
そのデザインをしたのが私なんです。いろいろと感無量。

client-logo

個人的な話で長文になって恐縮ですが、
陶芸作品の発注を請けるなんて、作家さんみたいで
かなり嬉しかったです。がんばろう!

1 2 3 4 5 6

ページトップへ戻る
debug mode