アクセサリ・陶磁器・雑貨の手作りユニット
酸化焼成の窯が稼働しまして、
前回の記事でご紹介しているものも含め、
試し焼きがいくつかあがってきました。
その中でも特に気に入っているのが、
木の葉型の小皿。
先日、新しい試みとしてご紹介したものです。
思った通りとても面白い模様が出ました。
私はもちろん、先生も興奮してらっしゃいました。
今まで作ってきた、繊維に沿って木を切ったような
いわゆる「柾目」と呼ばれる木目でなく、
きれいな「杢」を再現することができました。
しかも裏側には、小節のような模様も。
ほかの練り込みのように、どこを切っても
同じ模様ではなく、一枚一枚違う模様が
出るのも今回の方法の楽しいところです。
やっと、目指していたものに
一歩近づけたかなと思っています。
らくだ色とライトグリーン、失透磁土を層にしたのですが
グリーンが薄すぎて写真では
飛んでしまっていますね……。
美しい色の組み合わせが次の課題です。
こんな子でもマニュアル無しで更新できるサイトを構築した
私ってすごいんじゃないかと思い始めました。
9/24の窯借上げ前に、確認しておきたかったサンプルたちを
昨日窯詰めしました。一昨日はその準備で大わらわ。
まだ仕上げてないのが、3種類のべ7つくらいあったでしょうか。
それを2時間半でガーッと。ガーッとやりました。
特に大変だったのはこの子たちでしたかね。
以前、「たまには手びねりでも」とご紹介した子たち。
全面に釉薬をかけて、つるっとさせたかったため
吊って焼くしかなかったんですが、これの準備が怖い怖い。
なにになるのかは相変わらず秘密ですが、日曜には焼きあがるので
写真を撮ったらご紹介しますね。きっとかわいいです。
そして。
24日の本焼き前にやっておかなくてはならない素焼き分も、
乾燥などなど考えると昨日がリミットでした。まさかの2日連続ハードワーク。
気に入っている練り込みの角波貝皿、色違いを作っておきたかったんです。
まあ正直、食器としては使いづらいのでそんなに売れないとは思うんですが(笑)
何色になるのかは焼きあがってからのお楽しみにしましょうか。
ちょっと逃げ腰で薄い色にしすぎたかも分かりません。
2kgの粘土を使って、計9枚とれました。2枚は若干の角度ミスですが許容範囲。
前回のトルコの時には、全く同じ手順で8枚、うち2枚が大失敗でしたので、
ちょっとは上達したかな?ロスも少なかったです
これでようやく、作陶のほうは一段落。
まだまだヤスリ・釉薬がけなどの作業は残りますが、頭を使うところは終わりました。
と、いうことで。
革です!やっときた!
材と消耗品を入手してから、ずっとやりたかったんですが時間がとれなかったんです。うれしいなー。作陶ももちろん好きですが、革も好き。きれいな色のいい革だし。
はやく作ってずらっと並べたいです。
しかし何屋さんになるんでしょうね、本当……
陶芸の修羅場を乗り切って、燃え尽き症候群が
来てしまうのではないかと心配していたのですが(主に先生が)
次に作りたい作品のことが頭から離れず大丈夫そうです。
あまりにも頭から離れないので、「それ」に向けて、
石膏型の設計図を描いていました。
もう、こういう作業大好き。
だってコンピュータ+陶芸ですよ!?
嫌いな理由がひとつもない。
さてこれ、なんでしょうか。
実は、取引先の社長さんから、陶芸の発注をいただきました笑
デザインの仕事もかなりのハードスケジュールなのに
本当にわかっているのでしょうか、あの人。
(しかも〆切が本業と大分かぶっているという)
付き合いが長くて、友達のように接してもらっているので
Facebookでも友達なんです。
Facebookでも陶芸の話ばっかりしている私は
写真を次々とアップしているのですが、
角波貝木目皿が大変お気に召したようで、
「あれ、くれ」→「せめて買ってくださいよw」というやりとりをしているうち
「新ロゴのイメージで作ってもらってオフィスの玄関に飾りたい」と(!!)
ちょっと話はそれますが、この会社さんが
創業27年にして初めてロゴを変えるんです。
そのデザインをしたのが私なんです。いろいろと感無量。
個人的な話で長文になって恐縮ですが、
陶芸作品の発注を請けるなんて、作家さんみたいで
かなり嬉しかったです。がんばろう!