アクセサリ・陶磁器・雑貨の手作りユニット
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8/23追記:
メヘンディ基礎練習用シート描きました。
ダウンロードできますのでご活用下さい。
実際に手作り市などでヘナタトゥーを施術させていただく場合に、
○○円以上でワンポイント・△△円以上で15cm程度……、
という風なオマケ的体系にしようと思っていたのですが、
考えてみたらこういう大きいものしか練習してない。
ということで、小さい模様の練習を始めました。
これ、下手すぎてアップするかどうか、かなり迷ったのですが……
丸とかの基本図形が雑すぎる。
レイアウトも雑すぎる。
各パーツのバランスも雑すぎる。
と、まあ散々でした。
人様に施術させていただくときには
常識的に考えて小さいパターンになると思うので、
しばらく修行します。
経過はまた追ってご報告しますね。
この時期にウールの毛糸を探すって、なかなか難しいのですが
(たくさん売ってはいるのですが求めるようなものがなく…)
先日、「原毛に近いメリノウール」
という毛糸を見つけました。
ちょこっと編んでみましたが、軽くてふわふわに仕上がりそう。
ワクワク・v・
ネットで毛糸を買うって実物見れないから躊躇っちゃうのだけど
ネットの方が種類はたくさんあって、しかもお手頃価格。
でも、現物が見れたほうが毛糸感わかるから見て買いたいなぁ。
地元に毛糸屋さんはあまりないし・・・。
と、ここ最近はネットで買うか葛藤中です。
先日新しい作品に手を付けたのですが、
もうなんか、とんでもなく混色に苦戦しました……
元々は「練込磁器ができるまで」という
シリーズを展開したかったので、
順を追って説明しますね。
失敗したらそこで終了なので、完結するかは分かりません。
かなり長いので、興味がある方だけどうぞ。
果たして誰か読んでくれるんでしょうか。
まずはこれでもかってくらい掃除します。
これ、かなり大事なんです。
陶土と共通の道具もたくさんあるのですが、
実は陶土に含まれる鉄分が磁土には天敵。
焼き上がりに黒い点が出てしまうんですね。
だから、徹底的に掃除します。
机なんかは5回以上、拭いて雑巾を洗って、
という手順を繰り返してます。
はかりや霧吹きなんかも念入りに洗います。
きれいな模様を作るために必須の分量計算。
焼き上がりまで最終的な色がわからないので難しいんです。
どの色土をどのくらい使うのか。
必要な土はどのくらいなのか。
色土に何%顔料を混ぜるのか。
前もって計算します。
磁土に混ぜる顔料は、1%~2%くらいでかなりシビア。
予めテストピースを作って色の確認をしてあるので、
それを参考に計算します。
結果として必要な顔料を小数点以下まで計算、
それに使う土も同様です。
頭が悪いので、内割で計算するのは結構骨が折れます。
この日は(だらだらおしゃべりしながらですが)30分ほどかかりました。
やっと土を触ります。
計算に則って計量した磁土を、かなり柔らかくします。
練込は柔らかくしておかないと作陶の最終段階で失敗してしまうんです。
保存袋から出したばかりの磁土は硬いので、
水分調整をします。
目安としては、クリームチーズくらいに。
非常にわかりにくい写真はこちらです。
私は練込作陶の中で2番目に嫌いな作業です……。
単純で面白くない上にすごく時間がかかる。
(ちなみに1番嫌いなのはヤスリがけです)
これ、磁土を扱っている方にとっては考えられない方法なんですが
「小さくちぎって霧吹きをかけてまとめる」
これを1ブロックにつき4~5回繰り返します。
実際、磁土専門の私の先生は、最初半信半疑の目で見ていました。
一度に水分調整ができる粘土は500gが限度です。
色ごとに4ブロックはあるので、都合5回以上やります。
2kgで軽く1時間以上かかっています。
計算した分量に従って、色土を作っていきます。
粉末の顔料をいちいち混ぜていくと均等に混ざらないし大変なので、
「カラーベース」というものを事前に作ってあります。
顔料と磁土を半々に混ぜてあるもので、50%の色土です。
これを小数点以下第一位まで測れるデジタルスケールで測っておいて
先ほどの磁土に混ぜていきます。
ちなみに背景の左がデジタルスケール、
右がテストピースとカラーベース各色です。
ここで大失敗! まあ計算段階で間違えてはいました。
明らかにカラーベースが多すぎるとは思いましたが、
できた色土がとてもじゃないけど濃すぎる。
結局、計算も計量も水の泡となって、慌てて磁土を足しました。
また「この色土は何%なのか」の計算し直しです……。
この日の作業はタイムオーバーにてここで終了。
半ば心が折れかけました。
色土が1色しかできていないのに、3時間半。
まったくもって非生産的な1日でした。