アクセサリ・陶磁器・雑貨の手作りユニット

うたかたファクトリー

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練込磁器ができるまで その5:素焼き準備

前回の記事までの工程で成形が完了したお皿
素焼きに入れるための準備をします。

乾燥

丸一日以上よく自然乾燥させます。

今回はドライヤーである程度乾かしてありますので
特に必要ありませんが、まだ柔らかい生土の場合は
新聞紙をかぶせるなどして、急乾燥や変形・汚れを防ぎます。
また、縁部分は乾きやすいので適量ラップなどで保護します。

バリ取り

縁は型紙に合わせてデザインナイフで
切り落としたままの状態でバリがありますので、
丁寧に整えていきます。

大きく形を変えるときは超硬カンナで削り、
形を変えずに滑らかにするだけの場合は
水を多めに含ませたスポンジでなぞると
滑らかな縁になります。

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ちなみに、この時点ではとても脆いので
本当にそーっとやらないと、こんなことももちろん起こりえます……

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もともと成形が失敗気味だったものだからまだしも、
とてもショッキングで残りを触りたくなくなりました。

ひび割れの修正

全体をチェックし、もしひび割れが見つかった場合には
素焼き後の修正が難しいので、ここで手を加えておきます。

手に少量の水をつけ、ひび割れの周りの粘土を
溶かすようにしてひび割れを埋めていきます。

多少模様は崩れますが、素焼き後にスポンジヤスリで
表面のヨレを削ることにより、模様がはっきりします。

 

次回は素焼き後、本焼き前の準備です。
よろしかったらまた続きをご覧になってください。

ヘナペーストの硬さ安定練習

ヘナタトゥーを練習していると
課題は山ほどあるのですが、
中でも早急に解決したいのが
ペーストの柔らかさの安定。

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やわらかすぎると繊細なディテールが出しづらく、
かといって硬すぎると肌への密着度が弱まるので
定着しづらいんですね。

私はどちらかというといつも柔らかすぎるので
どうしても細い線や細かい模様がつぶれがちです。

今回も小さなパターンを練習してみたのですが
やはり模様がハッキリと出ていません。

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模様の練習はある程度まとめてできるので
たくさん修行できるのですが、
ペーストは一回にたくさん作ることが多いので
なかなか練習回数が増えません。

季節や材料の状態などの条件によっても変わるので
毎回計量して作るわけではなく、
様子を見ながら適度な硬さに作るのですが、
これが案外難しい。

私がヘナ関連商品を購入している
インド雑貨屋SUNDARさん詳しい説明が載っていますので
ご興味ある方はそちらをご覧ください。

前回作ったペーストは、適度な硬さで描きやすかったです。
(とは言え、うまく描けてはいないのですが……)

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基本図形を安定して美しく書く練習、
パターンのバリエーションを増やす、
男性向けのパターン考案など
こなすべき課題はいくらでもあるのですが、
取り急ぎペーストの硬さを安定して作れるようにならないと
描く練習にも支障が出るので、今一番の課題です。

伸び猫のライターカバー

最近、陶芸の更新ばかりしていますが
他の手芸もやっています。
当然、陶芸教室が休みの日とか授業時間以外は
陶芸できませんので……。

本日はレザークラフトの制作風景をご紹介しようかなと思います。
まず完成品からお見せしますね。

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猫が伸びをしているグリップが付いたライターカバーです。
これはどこでも売っているBICライター(小)に合わせて作ってありますので
ガスが切れても入れ替えが可能です。

では、作り方。

まずは型紙を用意します。というか用意してあります。
Adobe IllustratorとOA用紙、厚紙を使っています。

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2つあるのは、厚い革と薄い革でフィット感が違うので
それぞれに作ってあります。

型紙に合わせて革に吟ペンでけがきます。

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ケガキ線に合わせてカットした
革の裏面をきれいにします(床磨き)。

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縫うラインの溝と、それに沿った下穴をあけます。

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接着面に革用の接着剤をつけて、貼り付けます。

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針を使って縫い穴が合っているかの確認。

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縫っている途中の写真を撮り忘れましたが、
最後の糸処理をしているところ。

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このままでは革の切断面が美しくないので

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2枚合わせて「コバ磨き」という作業をすると

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1枚革のように綺麗になります。
(胴体部分)

最後にしっぽ部分にポンチで穴を開けて、

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金具をつけたらできあがりです。

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これも手作り市で販売しようかと思っていますが
革細工をする方なら簡単に作れますので、
需要があるようなら型紙を公開しようかなと思ってますよ。
お気軽にコメントかお問い合わせフォームからご連絡くださいね。

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