アクセサリ・陶磁器・雑貨の手作りユニット
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昨日のひょうたん皿制作の話の続きです。
前述しました通り、磁土は腰が弱いため
型から外すのに自然乾燥だとかなり時間がかかります。
ので、私はドライヤーで乾かすという強引な方法をとっています。
しかし、今回は凹型です。
単純に横からドライヤーをあてても粘土は乾燥しません。
しかも均一に乾かさないとヒビが入ったり割れたりしますので、
ろくろで回しながら少しずつ乾燥させなくちゃいけないんです。
どうしようコレ。
ひと通りウンウン唸ったのち(あくまで自習時間なので)、
しかたがないので残業中の先生にご相談してみたら、
「板を渡して上からあてられるようにしましょう!」と。
正直この時点では意味がわかったなかったのですが、
先生はなにやら椅子の上に椅子を重ねたりしています。
その上に「亀板」と呼ばれる、ろくろ用の大きな木の板を載せて……
なんか出来がっていく。なんだろうコレ。
と思っているうちに、なにかの建造物ができていました。
驚愕。
紺のタオルの上にちょこんと乗っかっているのがドライヤーですね。
たしかにこれなら、ろくろの真上から風をあてられる!
しかしすごいですよね、このソリューション。
作品の上にドライヤーが落ちないように様々な工夫がなされてるし。
場数が違うというか、天才や!と思いました。
この日は3色中1色しかできなかったので、
違う曜日のの自習時間には自分でこの装置を組み立てなくてはなりません。
他の方に「アイツとうとう気が狂ったか」と思われそうでなりません。
いつかがなんか言ってますが、私はまだまだ走っていますよ!
……正直に言えば、燃え尽き症候群の香りはしていました。
というか、追い込み作業のせいで自分が練込を、ひいては
陶芸をあまり好きではなくなってしまったのではないかとの危惧が捨てきれず。
杞憂でした。
作業前日から、「なににも追われずに練込できる!」とわくわくして
一気に作業してきました。ものすごい楽しいです。どこまでも走れる。
ちなみに、陶芸教室に行く前の午後の時間は
商品データを整えたり説明プレートを作りなおしたりなど
普通に出店準備やる気まんまんでした。
燃え尽き症候群の香りとやらはどこへ行ったのでしょうか。
さて、先日ご紹介した石膏型ですね、あれを使って、
ひょうたん型のお皿を作っています。
(ロゴのデザインコンセプトは別にひょうたんではないのですが、
もう便宜上ひょうたんってことにしておきます)
勢い込んで、一気に3色の色土を用意。
ここまでが1日目ですね。
だいたいのひょうたん型にしたら(適当)、
例の凹型の石膏型にIN!(なんとまあピッタリ)
ちなみに、これは「貼り込み」という手法です。
長くなってきたので省きますが、これをこうしてこうです。
実はいつもと逆凹凸の石膏型ということで、ちょっとした壁がありましたが
割と大騒動でしたので記事を分けますね。
しかし、練込は楽しすぎるなぁ!
いまさら、という気がしないでもないのですが。
本番2週間前にしてやっと通常希望されるであろうサイズの
ヘナタトゥーを人様に施術させていただきました。
というのも、時間的にギリギリに言い出してしまったので
必然的に小さいのをささっと描いたんですね。
こういう機会があってよかったです。
マニキュアははがれてるし、
どこかで見たことあるウェットティッシュだし、
あまりよく見ないで下さい。
急いでいたこともあり、仕上がりは若干雑になってしまったのですが……
こちらは別の方に2.5cmくらいの
ちいさなハートモチーフを描いているところ。
お固いところにお勤めなので、
「隠れるところに小さく」という現実的にありそうな
リクエストで大変ありがたかったです。
翌々日、きれいに定着したよ、という意味で写真を送っていただいたら
猫でした。うらやましすぎる。