アクセサリ・陶磁器・雑貨の手作りユニット

うたかたファクトリー

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土殺しの特訓!

土鍋の完成記事をアップしていなくてすみません。
実はいろいろございまして、25日をすぎないと
手元に戻ってこないのです。

 

さて、今日はろくろ練習のお話。
ろくろ成形というのは、大きくわけて4つのステップがあります。

  • 荒練り
  • 菊練り
  • 土殺し
  • 成形

まず2番目の菊練りもろくにできていないのですが
(菊練り3年・ろくろ8年という言葉があるくらい重要)
いつも土殺しのせいでうまくいかないので、
ひたすら特訓しています。本当に練り込み以外はド素人。
いや、練り込みも素人ですが……。

土殺しというのは、簡単に言うと「粘土の中心を出す作業」。
ひとまず動画をご覧ください。

この方(というか動画上げるような方)は
うますぎて速すぎてあまり参考にならないのですが、
こんな作業です。美しいなぁ……!

土を大体ろくろの真ん中に置いて横から叩き、
あとはひたすら粘土を上げて下げて………。

この上げ下げが本当に難しい。
先生曰く、表面の土ばかり動いてしまて
中心にある粘土の中心がとれていない、とのこと。

ここで中心がとれていないと、成形の時に
どうしても作品がブレてしまうんですね。
本当に大事な作業。

それと、あまりのんびりやっていると
「水回り」といって粘土が柔らかくなってしまうので
本当にとっととやらないといけません。
上げ下げ3回くらいが理想と言われています。
が、私は10回くらいやらないとできなかった……。

 

というわけで、死ぬほど特訓しました!
自習時間を使って、何日もひたすら土殺し、土殺し。
ついでに成形の練習もしましたが
できあがりに興味が無いです。土殺し目的。

なんとかかんとか、時間はかかるものの
中心をうまく出せるようになってきました!

 

次は削りの際の、器の中心をとる特訓のお話をしたいと思っています。
本当に基礎がなってないと、どんな作品も
素敵に作れないですからね。ひたすら基礎特訓の日々です!

練り込み土鍋の釉掛け

はい、また陶芸の話です。
というのも、陶芸以外の創作を全くしていない。

練り込み土鍋、とうとう本焼き準備をしましたよ。

IMG_3098

蓋は透明釉ふきがけ、本体は鉄赤です。

透明釉ふきがけは、CRF(炭化焼成還元)をすると
キラキラとかっこいい感じに。
鉄赤っていうのは、メタリックになります。
ちょっと模様が出るのかは心配ですが、かっこよくなるはず。

そうそう、「ちょっと変わった取っ手」をご紹介していなかったですね。

IMG_3100

こんなかんじです。下向きって案外持ちやすいのと、
手の入る隙間を用意しました。
実際使ったら熱いんじゃないかと思います・笑。

とんすい(お取り皿)も、土鍋に合わせて
透明釉ふきがけ+縁を鉄赤に。

IMG_3102

12月5日に窯から出てきます。
うまく焼けますように。楽しみだなー。

ヘナタトゥーをしてもらう時のコツ

久々に思うままにヘナタトゥーを描きました。

IMG_3032 IMG_3038

足の薔薇は慣習にとらわれず、フリースタイルで描いたのですがお気に入りです。実は手の甲に薔薇を施術したかったため、足で練習しました。今日中はペーストがいい感じなので、陶芸から帰ったら描く予定です。楽しみ。

 

さて。

先日は、「ヘナタトゥーをやってみたい方」を対象に定着のコツを書きましたが、今度は「やってもらう側」を対象にした長持ちするヘナタトゥーのケアのTIPSを書いてみます。前の記事とかぶる部分があります。

前日までに

  • 剃毛しておく
    施術する予定の場所のムダ毛を剃っておいてください(産毛程度なら問題ありません)。ペーストが浮いてしまうのを防ぐためです。当日にやってしまうと、肌が傷んでしまうのでお勧めできません。
  • 角質を落としておく
    アカスリなどを利用して、角質を落としておいてください。ヘナタトゥーは角質を染め、新陳代謝により消えていくものです。新しい角質にしておけば、長持ちします。

施術当日

  • 水に濡らさず長時間
    できればお風呂は我慢して、そのまま一晩眠ってしまってください。ヘナペーストが肌に乗っている状態を長く保つことで、よく染まります。6時間くらい経てば定着します。
  • 湿った状態を保つ
    夏などはそのままでも定着がよいのですが、冬、特に暖房などにより空気が乾燥しますので、ペーストが乾いてしまって定着が悪くなります。加湿器などを使って湿度を保ったり、たまに霧吹きなどしてみてください。
  • 暖かくする
    毛穴が開いていると、その分ヘナペーストがよく染み込み、定着がよくなります。温かいお茶を飲んだり、体を温めると効果的です。

翌日から

  • ペーストをはがす
    朝起きたら、ペーストを剥がしてしまって大丈夫です。その際、オイルなどを用いてペーストを柔らかくしてからカードなどでこそぎ落とすといいですよ。
  • なるべく水に濡らさない
    これは当日とはちょっと違う意味があります。剥がした直後は明るいオレンジ色だと思いますが、うまくいけば24時間後には濃い茶色になるはずです(場所によります)。
    オレンジ色なのは、まだ角質にヘナが定着していないからです。この状態で水に濡らしたりすると、ある程度は流れ落ちてしまいます。お風呂などで全く濡らさないのは難しいと思いますが、オイルやハンドクリーム・コールドクリームなど油分を塗っておくとだいぶ違いますよ。

早く消したいとき

  • 角質が染まっていますので、それを落とすと比較的早く消えます。やはりアカスリなどをするのがいいでしょう。

と、いうわけで。
施術してもらった場合も、色々と定着をよくするコツがあります。

「やってもらったけどあんまり染まらなかったな……」とがっかりする前に、頭の片隅にいれておいていただけるといいかな、と思います。

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