アクセサリ・陶磁器・雑貨の手作りユニット
昨日のこと。
鍋が、飛びました。
今回作っている土鍋は炭化還元焼成の釜に入れたいため、
月曜の素焼きに間に合わせる必要があったんですね。
ただ、先日書いたとおり、ろくろでひいた本体が
やわらかすぎて削れる状態じゃなかった。
ので、昨日削っていたんですね。
あとちょっと変わった取っ手をつけて。
しかし、昨日の削りで自然乾燥じゃ、月曜に間に合わない!
というわけで、ろくろに乗せてドライヤーで乾かしていたんです。
そしたらですよ。
速度を調整するペダルを思いっきり踏み込んでしまいまして……
ようするに、超高速回転ですよ。
吹っ飛んでいく土鍋。
思いっきり外れる取っ手。
いつも一緒に作業している優しい会員さんすら
飛んできてくれたほどの大惨事。
土鍋本体の方は、縁が一部5ミリほど欠けたものの、
なんとか形を保っていました。よかった……
見えないヒビがいってる可能性は存分にありますが。
この時点で時間はかなり差し迫っていたのですが、
無理を言って取っ手を付け直させてもらいました。
両方ともかなり乾燥している状態だったので、
うまく付くかどうか……
あまりの大惨事に、今日は写真がありません。
思わぬところで失敗の香りを見せる土鍋、
果たして今後どうなるのか!
すみません、また陶芸の話です。売るものを作る気が一切感じられない。
土鍋のフタを作った時に、お花と葉っぱのパーツがちょっと余ってしまったんですね。捨てるのももったいないので、お揃いのお取り皿を作りました。
呑水(とんすい)というそうです。へー!
なかなかかわいいですね :) 素焼き後にヤスリがけすればもっとキレイに模様が出そうです。
一昨日に3枚作り、昨日1枚、計4枚できました。割といっぱい作れてうれしいです。
その後、先日ろくろでひいた土鍋本体の削り作業をしようと思っていたのですが、まだ柔らかすぎて無理でした。削り目的でやる気満々だった私は、残り時間なにをしようかな、と(教室があいている時間は作陶をしたいんです)。
ちょうどその時、他の方がキセルを作り終えたところでした。
かっこいい!私もほしい!と思いまして(ここのところ肩身の狭い喫煙者です)。でも、なんかこう、イメージと違う。もっと受け口が広いような……と思ったら、私がイメージしていたのはパイプでした。
パイプ……? かっこいいじゃないですか。ふかしてみたい。
というわけで、苦手な手びねりにチャレンジ!相当難産でしたが、それっぽくできましたよ。
と思ったけど、写真で見てみたら、けっこういびつでした(笑)。
本当はもっとこう、カーブがかかっててセクシーな感じにしたかったのですが、ちょっとキュートになってしまい残念。でも、楽しみです。火に強い土鍋土も残っていますし、またチャレンジするかもしれません。
前回の記事でペーストがいい感じになっていると思います。
私はコーンが詰まったりしないよう、ここでもう一度漉すことにしています。
また、この方法ですと、あとでコーンに詰めやすくなります。
まず、適度な大きさのカップにジッパー付きの袋をかぶせ、その上からストッキングをかぶせます。
先ほど用意したカップの中に、ペーストを入れていきます。
この段階でアロマオイルも足しておくといいでしょう。
ペーストを全部詰めたらジッパー袋ごとカップから外し、袋を押さえてストッキングを抜いて漉します。
ストッキングの目が細かいので漉しづらいと思いますので、私は袋の上から押さえてグリグリと揉むようにしてからストッキングを引っ張っています。
あまりわかりやすい写真がとれなかったのですが……
描くための道具、コーンを作っていきます。
材料は、お花を包む透明のPPラッピングペーパーを使っています。
まず、15cm × 15cmに切ります。また、この時点でコーンひとつにセロテープを3片用意しておくといいです。
その端の真ん中程度を利き腕じゃない方の手でおさえ、
利き腕の手でくるくると円錐状に巻いていき、先端をセロテープで止めます。
さらに途中にある余分なフィルムをセロテープで留めておきます。
この時、先までしっかり巻いて穴があかないようにしておきます。
ジッパー袋の角を1cmくらい切り取り、そこからペーストをコーンに絞り出していきます。
ペーストをコーンに詰めるのが難しいと仰る方が多いのですが、この方法だと簡単に綺麗に詰められます。
詰める量は、コーンの7分目くらいにしておくとこの後の作業がやりやすいです。(私は今回詰めすぎてしまいました……)
まず、コーンの先端と逆の部分を、両側から三角に折り、先端から巻きます。
(画像ではかなりペーストが多い状態ですが、この量だと手や机が汚れますので、透明部分が残っているのが正解です)
そのままペーストのある部分までくるくると巻いて、セロテープで留めて完成です。
今回は2コーン作れました。このまま6時間~24時間放置します。
空気に触れないよう、また、乾かないよう濡れガーゼをかぶせて放置する方法もあるようですが、面倒ですし定着などの問題ないので、わたしはこのまま放置してしまっています・笑。
使うときには先端を0.5~1ミリ少しずつ切って、描きやすい細さになるようにします。
長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。
描く時の注意点は、以前の定着させるコツを御覧ください。